ホームページ活用で失敗しないポイントをコラムで公開中!
2018年10月19日
トラブルになる前に知っておきたかった・・・ホームページリニューアルこそ手順に注意!トラブルを防ぐ7項目のチェックリスト
こういう始まりかた、非常にキケンです。
忙しい人のために3行でダイジェスト
- リニューアルは、進行中にトラブルが多発する
- 放置するとお客が他社に流れたり、時間や労力のロスが発生する
- ちょっとしたコツで回避できます
→ そのための7つのチェック項目がわかります。
こんにちは、駆け出しディレクターの正木挙也ことマッシュです!
企業ホームページのリニューアルといえば、
多くの関係者を巻き込んだプロジェクトになることも多いと思います。
例えば他部署の人や経営層の協力が必要なのはもちろんのこと、
さらには外部の制作会社の手配など。。。
そんなリニューアルプロジェクトを任されたあなたのために
僕マッシュが、弊社で12年以上にわたりコンサル・ディレクション業務に従事している山崎博行(ビフィー)に、
「この順番で押さえておけば安心」なリニューアルの手順を聞いてきました!
今回は僕にも実践できるレベルに噛み砕いて、チェックリストにまとめてみようと思います。事前にちょっと準備すれば防げるトラブルがたくさんありますよ。
これまでフォノグラムがホームページのプロとして見聞きした多くの失敗例・成功例を参考に、
「やらないとどうなるか?」の観点から、わかりやすく解説していきます。
では参りましょう。
山崎博行
(ビフィー)
地元銀行さまや製造業さまの大規模ホームページで、12年以上にわたりコンサルティング・ディレクション業務に従事。株式会社フォノグラム取締役。
1.リニューアルのタイミングを逃してませんか?
放置するとこうなりますよ
現行ホームページがあると「このままでいいかなー」という気になってしまいますが
実は古いホームページは、本来なら得られる問い合わせや注文を逃して損をするケースが多くなります。なぜ?
理由は簡単、古いホームページでは競合との勝負の土俵に乗り損ねてしまうからです。
具体的には・・・
- 競合に比べ劣化(デザイン、情報量、機能不足)
- スマホなど、その時代に一般的とされる端末でうまく表示されない
古くなると土俵にすら上がれない
防ぐために今スグできること
何年ごとに変えるのがベストなの?という質問をよくいただきますが、
上記のような損失を防ぐには、3~4年位でリニューアルを考えるようにした方がいいです。
このタイミングを逃すと、消費者が他社を選んでしまう状況を
みすみす作り出してしまうことになってしまうんですね。
2.リニューアルの理由が「社長に言われたから」じゃないですか?
放置するとこうなりますよ
リニューアルの理由が「社長が今のホームページを気に入らないから」だと、
「何がどうなったらOK」なのか、誰にも(社長自身にも)明確な答えが分かりませんよね。
この場合、もれなく手戻りや方向性のブレが生じます。断言できます。
そうなると、担当者(多分あなた)がプロジェクトにとられて時間ロスも増えるし、外注先へも追加費用も発生しかねません。
これは非常にキケンな状態ですね。
防ぐために今スグできること
リニューアルは「ホームページの目的を達成するために、現行ホームページの問題点を解決・改善する」ことです。
たとえ「社長に言われたから」で始まったとしても、あなたはリニューアルの理由を明確にしてからリニューアルを進めましょう。詳しくは次章で。
3.「目的・目標」を明確にせずに、リニューアルを進めていませんか?
放置するとこうなりますよ
「目的・目標」を明確にせずにリニューアルに着手してしまうと、
もれなく前章のように手戻りや方向性のブレが生じるので
「とりあえず社長が満足するサイトを作って、一旦終わらせよう・・・」
という事態になり、リニューアルが誤った方向に進んでしまうことがあります。
でも、実際に御社のホームページを使ってくれるのは消費者なので、
これではせっかくホームページに訪問してくれたユーザーを満足させられず、結果として大事な顧客を他社に流してしまうことに!
防ぐために今スグできること
ホームページの目的・目標を明確にしましょう。
目的の例(何のためにリニューアルするの?)
目標の例(リニューアルで変えたい数字は?)
→別コラム「ホームページの目的・目標・問題点を明確にする(準備中)」で詳しく解説する予定です。
4.「現行ホームページの問題点」を明確にせずに、リニューアルを進めていませんか?
放置するとこうなりますよ
ここをすっ飛ばすと、もっとも悲惨な事態、前より問い合わせや注文が減った!
なんて事も起こり得ます。なぜ?
理由は簡単、ポイントを押さえないリニューアルは、
現行ホームページの長所まで失ってしまうからです。
リニューアルしたのに数字に変化が無いというのも確かに残念ですが、このチェックポイントはそれ以上のキケンを孕んでいることを知っておきたいですね。
- 検索表示順が下がって、流入が大きく減少してしまった
- デザインを重視してユーザビリティーが悪化した
などがこれに当たります。
防ぐために今スグできること
こうならないためには現行ホームページの問題点だけをしっかり洗い出す必要があるんです。
現行ホームページの問題点はどこ?
→別コラム「ホームページの目的・目標・問題点を明確にする(準備中)」で詳しく解説する予定です。
5.「ターゲット」を明確にせずに、リニューアルを進めていませんか?
放置するとこうなりますよ
せっかく訪問してくれた消費者に訴求できず、顧客を他社に流しかねません。
なぜなら・・・
- 社長など、最終決定者の好みでサイトの方向性が決まってしまうから。
- 競合と類似してしまいオリジナリティがなくなったから、など。
防ぐために今スグできること
ユーザー視点で作ることを徹底しましょう。
社長を含めプロジェクトに関わる全ての人に、最初からその方向性を伝えおきましょう。
6.最終決定者を巻き込まずに、リニューアルを進めていませんか?
放置するとこうなりますよ
後で手戻りが発生し、時間や労力の無駄が生じます。具体的には・・・
- ワンマン社長の一声で、プロジェクトが振り出しに戻ることも(決定者のちゃぶ台返し)
- 何度も何度も終わりのない修正を繰り返す
防ぐために今スグできること
プロジェクトに関係者を巻き込みましょう。具体的には・・・
- 目的、ターゲットなどの情報を共有
- 社内でプレゼンを行い、役員レベルの承認
7.価格比較だけでパートナー会社を選んでませんか?
放置するとこうなりますよ
想定していたサービス対応をしてくれず、
価格で得した以上に担当者の時間や労力のロスが生じかねません。
具体的には・・・
- 量が足りない(企画・提案がない、撮影してくれない、記事を自分で書かされる)
- 質が足りない(自社の要望を汲んでくれない、自社の話をホームページに反映してくれない、公開後にフォローしてくれない)
防ぐために今スグできること
パートナー会社選び方のコツを実践してみてください。
→別コラム「パートナー選びで気を付けること(準備中)」をご参考ください。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとしたコツや心がけでも、
知らないで進めるのと知って予防するのとでは結果が大違いですね。
あなたの会社のホームページリニューアルがうまくいきますように。このチェックリストが一助となればうれしいです。
記事内でご紹介した関連記事も読んでいただくと、理解がより深まりますよ。
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