MASHマッシュ
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自分の「面白い」を信じてみる
その姿勢がブレない軸を生む
マッシュ / 正木 挙也
2014年中途入社
パッケージチーム
フォノグラムで働きたいと思った理由は?
言われたことをただするだけじゃない
自分次第で仕事は面白くできる
入社前にフォノグラムの楽しさ研究所を見て「面白そう」だと思ったことと、有名な企業の実績があって安心感があったことが大きいですね。前の職場では「面白い」と感じることができずに、後先考えずに退職したんです。そんな時にたまたまに見つけたのがフォノグラムでした。言われたことをただやるだけじゃなくて、仕事が自分次第で面白いものになりそうだと思ったし、服装自由で、自分らしさを残して働ける職場だと感じたんですよね。当時は専門職ではなく総合職(創造職)を募集していたので、webに関しては何も知らないけど応募しました。ただ面白そうってだけで、企業理念に共感するとかじゃなかったな(笑)
フォノグラムでどんな仕事をしていますか?
プロジェクトをゴールまで導く
そのために最善を尽くす
今はディレクションをしてます。お客様とプロジェクトのメンバーをまとめて、プロジェクトを目的地に導く役割です。簡単に言うと人、物、お金の管理を行っています。全体像を把握してスケジュール管理や指示をするなど、多岐に渡る役割があります。フォノグラムは特定の業界・業種に特化しているわけではないので、色んな業界・業種の知識を得られることが楽しいですね。例えば、撮影で工場の中に入ったり、普通だと経験できないことが経験できたり。お客さまが普段どんな仕事をして、どうやって利益を出しているのか。そんな新しいことを聞いたり知ることができるそんなお客様との打ち合わせが一番楽しいと感じています。
入社から現在までのライフチャートを教えて!
最初は本当にダメダメ
社内ぶっちぎりの怒られキャラ
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1.「怒られキャラ時代」
入社2年目頃ディレクションチームに配属になり、ディレクション業務を始めた。小さい案件からはじめて、作業自体は一通りできるようになった。でも、報連相の欠如によってめちゃくちゃ怒られ、当時ナンバーワンの「怒られキャラ」になる。また、コミュニケーションのミスによってお客様から「担当を変えろ」と怒られることもあり、初めて仕事で泣く経験をした。報連相は今でも苦手だが、怒られることを繰り返し経験することで「この人にはここまで伝えた方がいいんだな」という感覚がわかるようになり、改善しつつある。
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2.「迷走時代」
入社3年目はコーディングをしていたが、入社4年目頃に再度ディレクターに戻った。コーディングを通じて技術的な知識を得たものの、プロジェクトを完了することだけに集中するマシンになっていた。当時は自分のキャリアに不安を感じていたので、何も考えずにウェブ解析士上級の資格を取得した。自分の強みになるかと思って。でも業務で全然使えず、あまり活かすことができなかった。振り返ってみると、仕事をこなすことばかりを考えていて、面白さも見出すこともしていなかったので幸福度はぐっと低かったと思う。
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3.「転機」
入社5年目頃、新卒社員のダンプが入社し、ダンプのお世話人になった。ここが自分の転機だと思う。 仕事のことしか見てなかったけど、新人を育てるという立場になって視座が上がった。 チーム全体のことを考えたり、チームの活動が会社にどういう影響を及ぼすかだったり、 新しく入った人にこうなってほしいと考えることが増えて仕事へのモチベーションが上がった。 案件をこなして、チームのこと考えて、新人のお世話して・・・とキャパはいつもパンパンだったけど(笑)
主体性を持ってものづくりと会社づくりをしていく上での苦難を教えて!
新たな試みのプロジェクトでリーダーになる
「わからなさすぎてヤバかった」
ひろしまオンライン展示会2021(以後オン展)のプロジェクトでリーダーに就任した時。これが自分にとっての一番の地獄でした。オンライン展示会は今や様々なところで開催されていますが、当時はコロナが流行して間もない頃にプロジェクトが走り始め、また会社として初めての試みでどこにも正解がなく、答えが無いことを求め続けなければいけないという地獄がありましたね。本当に、わからなさすぎてヤバかった。プロジェクトメンバーも、自分より社歴・経験の長い人達ばかりだったので、「この進め方でいいのか」という不安がずっとあったし、周りからのプレッシャーから血迷って「リーダー 何」で調べたりもしてました(笑)
どうやって乗り越えましたか?
自分の「面白い」を信じてみる
そのマインドがブレない軸を生む
ほかのオンライン展示会と差別化を図るために「五感を感じられるオン展」にしてみようと実行したんですけど、その試みは失敗したんですよね(笑)。それが自分がやりたくてやったことなのかと言われたら違ってて、「何かやらなきゃ」と思ってやったことだったんです。だから自分の中の軸が無かった。あと、ありもしない正解を探すのに時間がかかり、行動量が少なかったんです。こんな失敗を経験するうちに「自分の好きなようにやればいい」と考えるようになりました。自分が面白いと思ったことには軸もあるし、行動量も増やせるってことに気付いたから。
オン展プロジェクトが終了することになったとき、「最後にでっかい花火をあげろ」と言われ、自分が好きなようにやればいいというマインドから「オン展告別式」という企画を実行しました。企画の告別式なんて前代未聞で最初は不安でいっぱいだったけど、やってみたら意外と好評でした。人の顔色を伺いすぎずに「これがやりたい!」と声を上げるのは決して悪いことじゃないということが分かったいい経験でした。
これからチャレンジしたいことは?
チームという枠組みに囚われない
社内を横断して小さなアイデアの種を育てる
今のチームといった枠を飛び越えて、横断的に動きつつ会社の新たな収益を生み出すことをしてみたいです。例えば、色んな社内のチームから案件を通じて思いついたアイデアの種を育てて、それを実際にサービスにしてみるだとか。Webに留まらず、プラスアルファで会社に利益を出せることに挑戦してみたい。 実はいま丁度、利益を出せそうなアイデアを1つ掴んでいて。世間にどれだけのニーズがあるのかを、既存のお客様に聞いたりして調べたりしている最中。それにニーズがありそうであれば、実際に営業活動していこうと考えています。
ちょっとでもいいから、会社の利益になるようなことができたらいいな。
未来のフォノグラマーへひと言!
まずは色々なことを経験する
腐らずにやっていれば、チャンスは必ずある
自分のように、Webの知識が全くない状態で入社する方もいると思うし、自分の強みに悩む人もいると思います。そんな人たちに総じて言える事は、腐らずにやっていけば、チャンスが巡ってくるということ。「やりたいこと」「なりたい姿」が具体的に無くても、色々なことを経験するうちに自然とやりたいことは見つかってきますし、全力で取り組めば、その全力に応えてくれる環境だと思います。自分の枠に囚われず前向きに、楽しむ心を持ち続けてほしいですね。