ベナンの食事について Food and drink
ベナンの食べ物
ベナンの特徴的な食べ物について、ベナンに半年間住んでいる学生さんに紹介してもらいます。
イニャムピレ
イニャンピレは、ヤム芋(イニャム)を潰して(ピレ)まとめた、おもちのような食べ物です。主に屋台などで食べることができます。
コトヌーでも食べることができますが、ヤム芋の生産が盛んなのは北部なので、北部にあがるほどおいしいです。
ワサワサ
ワサワサは、キャッサバ芋とクスクスを混ぜ合わせた食べ物です。屋台などで食べることができます。
アリコ(?)
アリコは、豆のアヒージョのようなものです。上にガリという、キャッサバを粉にしたものをかけて食べるのが一般的。ベナン南部でよく見かけ、屋台などで食べることができます。
フランス語で豆を意味する「アリコ」と言ったら食べられるので、正式名称不明。
ドコ、パテ、アチョモ(屋台ドーナツ)
ドーナツは国民的な朝食兼お菓子です。どの地域でも屋台などで販売しており、「ドコ」「パテ」「アチョモ」などの種類があります。
ココ(ブイ)という飲み物と合わせるのがベナン流。一般的な価格は、1個5円。
ドコ
ドコは、一番ノーマルなドーナツです。
パテ
パテは、砂糖なしの惣菜寄りのドーナツです。ドコよりも少し平たくて長いのが特徴。
アチョモ
アチョモは、パイナップルの果汁で生地をまとめたドーナツです。きれいな丸の形ではないのが特徴。
ウォ(パット ブランシュ)、その他パット(お餅の主食の総称)
パットは、お餅の主食の総称です。トウモロコシの粉をお餅にしたものが一般的でベナンの代表的な主食です。ソースと一緒に食べることが一般的。レストランや屋台など、どこでも食べることが可能です。
ベナンの飲み物
続いて、ベナンの飲み物について紹介してもらいます。
ココ(ブイ)
ココ(ブイ)とは、おかゆのことです。砕いたトウモロコシの粉のものと、大豆の粉(きな粉)からできるものがあります。
朝、ドーナツと一緒に飲んだり、赤ちゃんのミルク代わりとしても与えられています。屋台などで、朝食やおやつの時間帯に飲むことができます。
アパン
アパンは、とうもろこしから作られる、シャーベットのようなスイーツです。ミルクと砂糖を入れて飲みます。屋台などで購入可能。
ソダビ
ソダビは、ヤシの木から作られる蒸留酒で、ベナンの国民酒。安価で売られており、お金を払いペットボトルに入れてもらうのが一般的。大きなスーパーには製品化されたものもあります。
コトヌーのものがおいしい(質が高い)という噂も。パイナップル味のものも美味しいです。
小さな商店(ブティック)で20円~、500mlであれば80~100円で購入することが可能です。
チュクトゥ
チュクトゥは、粟から作られるビールです。ノーマルのものと甘いものがあり、北部で盛んに飲まれています。屋台で飲めたり、チュクトゥの専門店があったりします。
ベニノワーズ
ベニノワーズは、ベナン産ビールです。辛くなく、飲みやすいビールで、レストランやバーなどどこにでも置いてあります。